VOCKは木のクライミングホールドメーカーです。クライマーの方はもとより、クライミング未経験の方々からも支持を得ております。
後者の方々は自宅にクライミングホールドを付ける事を検討し、プライベートな空間にはビビットカラーのプラスチックホールドよりも、木の落ち着いた感じを求めてVOCKをお選びいただいております。
ただ、クライマーではないのでどのようなクライミングホールドを選ぶべきか分からずに相談いただくケースが多くあります。
↑こちらでクライミングホールドに関する解説もさせていただいておりますが、初めてクライミングホールドを選ぶというのは
ある種の冒険です。
ですので、分からない場合は遠慮なくメールでご相談下さい。
mail→vockclimbing@gmail.com
〈例〉
Aさん
子供がロフトに上がるためのハジゴ代わりにホールドを付けたい。
Bさん
クライミングジムハマった息子ために屋根の傾斜でクライミングウォールを設置したのでトレーニング用のホールドが欲しい。
Cさん
インテリア重視でリビングにクライミングホールを付けたい。もちろん時々登るつもり。
在庫からオススメをピックアップし提案致します。在庫が不足であったり、ご希望に沿わない場合は更に製作の提案も致します。
【ホールド選びの目安】
「どのホールドをどれだけ買えばいいの?」という疑問をお持ちになる方へ、実例を上げてみてみます。
今から紹介する壁は高さ2.3メートル×横幅1.8メートルです。
《ケース1》シンプルにお顔ホールドとフットホールド
[使用ホールド]
子供向け木の顔クライミングホールド №13 ¥22800
子供向け木の顔クライミングホールド №14 ¥22400
木のクライミングホールド(ボルト仕様)№394 ¥10800
合計:¥56,000 1平方メートルあたり¥13,526
《ケース2》大きめのホールドも入れて満足度をUP
[使用ホールド]
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №378 ¥13,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №393 ¥10,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №394 ¥10,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №395 ¥14,800
子供向け木の顔クライミングホールド №13 ¥22,800
合計¥73,000 1平方メートルあたり¥17,632
《ケース3》見た目も楽しいポケットや小さめホールドをさらにまぶす
[使用ホールド]
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №378 ¥13,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №393 ¥10,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №394 ¥10,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №395 ¥14,800
子供向け木の顔クライミングホールド №13 ¥22,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №360 ¥17,500
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №396 ¥11,400
合計¥101,900 1平方メートルあたり¥24,613
《ケース4》更にアクセントに大型ミルフィーユホールドも入れてみる
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №378 ¥13,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №393 ¥10,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №394 ¥10,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №395 ¥14,800
子供向け木の顔クライミングホールド №13 ¥22,800
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №360 ¥17,500
木のクライミングホールド(ボルト仕様) №396 ¥11,400
ミルフィーユクライミングホールド №47 ¥27,800
ミルフィーユクライミングホールド №59 ¥13,800
合計¥143,500 1平方メートルあたり¥34,661
以上。
あくまで参考であり、例えばもっと安くしたいのであれば小さくて量の多いホールドセットをご購入いただければ価格を押さえられます。(参考例で出している子供向けお顔クライミングホールドは細工している分割高となっております)
クライミングホールド1個と言っても単価が¥300〜¥60,000くらいまであります。1個で200倍価格が違うわけです。
組み合わせは無限大で、正解がありません。ご予算を鑑みつつ、想像を膨らませて楽しんでホールド選びをしていただけたらと幸いです。
【設置方法について】
ここでは遊具として使用される、クライマーではない方に向けて説明いたします。
まず、よくある質問が「ホールド同士の距離はどの程度が良いですか?」とあります。
これは一つ脚立を考えてみてください。
一般的な脚立一段の幅が30センチです。
つまり、大人であれば30センチお気に足場と手掛かりがあれば簡単に登れるということです。
ですので、小さい子供が使う場合などはその半分の15センチ程度の幅でクライミングホールドを設置すればスイスイ登れます。
例えばロフトに上がるようなホールドの設置ではこのようにだいたい15センチ程度の間隔を空けて並べます。
15センチという数値は中央値です。この数値に厳密にとらわれる必要はなく、大体その程度の距離感で配置するれば良いわかで、逆に厳密に15センチを守って真っ直ぐ並べるとそれはクライミング的な面白さを失い、ただの梯子になってしまいます。
また、上の画像ではクライミングホールドが全て水平方向になっていますが、クライミングの面白さという意味ではここに角度を加えることが出来ます。以下のようにです。
このように傾けることでクライミングらしい面白みが付加されます。下を向けたり横を向けたりすることも可能ですが、初めての場合は45°程度までに収めるほうが無難です。その程度の角度までであれば足置きの良さも残ります。脚がしっかり乗ることは安心感につながります。慣れてくればボルトを緩めて横向きや下向きにも挑戦してみると良いでしょう。よりクライミングらしさが加わります。
安定感を求めるのであれば水平に。クライミングらしさを求めるのであれば水平ではなく。用途に合わせてこのバランスを見ます。
また、15センチというのも参考です。小学生であれば20センチでもそれこそ30センチでも登ります。ひとつ脚立が約30センチというのを参照に計画を立ててみてください。
ホールドの大きさが色々ある場合は大きいものから先に配置していきます。大サイズをバランス良く設置し、踏まえて中サイズをバランス良く設置し、最後に小サイズで足りないと思える部分を埋めます。